裁判大国、アメリカのドラマのようなありえない裁判事例

 アメリカ・シカゴに住む女性が、大手コーヒーチェーン店スターバックスを相手取って約5億3000万円の損害賠償を請求している。裁判の内容は、広告写真やメニュー記載に表記されているアイスドリンクの量より、実際に注文したドリンクの量が不当に少ないということだ。要はアイスコーヒーは冷やすために氷を入れるものだが、氷の量が必要以上に多いというクレームだ。虚偽の表示でスターバックスが詐欺的に儲けているとして、すべての顧客を代表して請求するとのこと。

これに対して、スターバックスは「この主張には根拠がないものだと信じている。冷たいドリンクには氷が必要不可欠だと客は理解してくれている。もし客が満足していないようなら喜んで作り直す。」とコメントしたという。

 

 このニュースを聞いて私が思ったことは、「あー、確かにカフェのコーヒーは氷が多いいよな~。」ということと「いちいち裁判にするようなこと?」ということである。

 氷が多いなら注文するときに「氷すくなめでおねがいします。」と頼めばいいわけだし、ましてや裁判となるとすごい労力を消費するはずだ。日本的な考えでいくと私のような考えが多いいのだろう。しかしそれでも裁判をするわけだから、お国柄、過去にもいろいろな裁判事例があり、多少なりとも勝算があるのだろう。電子レンジに濡れた猫を入れて乾かしてしまい、電子レンジの生産会社を訴え勝訴した話は有名だ。

 他にはどんな裁判事例があるのか気になったのでしらべてみた。面白かったものを紹介します。

<お化け屋敷が怖すぎると訴える>

 アトラクションのお化け屋敷の出口で、お化けに追いかけられ、精神的苦痛を受けたとして訴え、勝訴!・・・どれほど怖かったんでしょうか。

<マイケルジョーダンを訴えた自称ジョーダンそっくりさん>

 自分はマイケルジョーダンに似ている。あまりに似ているためバスケの神様とたたえられるのが苦痛と訴える。・・・さすがにこれにはナイキが強気で対応したそうで、訴えは退けられたそうです。

 

はたから見れば、ありえないような裁判ですが、本人たちは大金がかかっているので、超本気で裁判にとりかかっているのでしょうか・・・。