安倍総理の改憲論について思うこと(ヒトラーのやり方?)

 菅元総理が安倍総理改憲論について「ヒトラーのやり方」と揶揄し、話題になっています。

 誇りある日本をとりもどすために、時代にあった自主憲法の制定が必要だと右寄りの方々はおっしゃいます。そこでいつも思うのですが、いま憲法改憲したとしても、それは果たして自主憲法と呼べるでしょうか・・・・・・今の状態で憲法改憲した場合(いわずもがな?)自主憲法とは呼べないと私は考えます。

 新しい憲法の草案を読んで一番気になることは、”国際社会”という言葉が多く出てくることです。要は新しい憲法をつくっても法の最高峰である憲法の上に”国際社会”というものがのしかかってくるわけです。「戦争の放棄」は「安全保障」ということばに書き換えられていました。憲法を改正するのであれば「戦争の放棄」こそもっと分かりやすく はっきりと書くべきです。

 皮肉なことに、新憲法草案の前文には「日本国民は自らの意志と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する。」とあります。

 

 なかなか日常生活では話題にしないかもしれませんが、みなさんは憲法についてどのようにお考えですか?